愛される資格のあるセラピストとは
愛されるセラピストになるための要素とは
セラピストとしてデビューした後に最初にぶつかる壁といえば 多くの場合「指名を取りたい!」じゃないでしょうか?
最初の頃は先輩たちを超えるにはどうしたらよいのか思い悩むこともあると思います。
ですが…
・ベテランで技術もすごいのにあまり指名が取れないセラピスト
・デビューしたばかりなのに指名をされるセラピスト
上記のセラピストがいるのも確かなことです
指名されるためには、相性や好みもあると思います周りの人全てに興味を持ち
「どうすれば喜んでもらえるか」「快適に過ごせているか」など少しでも喜んでもらえるよう気を配ることができる愛のあるセラピストこそ「愛されるセラピスト」といえるでしょう。
愛されるセラピスト=指名されるセラピストです
これから「愛されるセラピスト」になるための3つの要素をお伝えします。
愛されセラピストの3要素
①プロ意識を持つ
プロとアマチュアの違いとはなんでしょうか?
プロ | アマチュア | |
技術や知識 | 向上のための努力を常にしている |
気が向いたことに・興味があることだけ |
結果 | 出るように努力 | 特に出す必要がない |
責任 | 伴う | 特になし |
収入 | ○ |
× |
など他にも色々あるとは思いますが、アマチュアとはプロに近いまたは同等の技術や知識を持っているが、それでお金を稼いでいない人を指します。
つまり、お客様からお金をいただいた時点であなたはプロということです。
お客さまの期待に応え成果を出せるよう行動しましょう。
「おもてなし」とは
表裏がないということが語源となっています。
お客様が来てくれているのに「本当は具合悪いんだよなぁ」など裏があるのはNGです。
せっかく時間を空けて楽しみにしている気持ちを失望させないよう、心も身体も整えて万全な状態で本当の意味での「おもてなし」をしましょう。
プロ意識について
例をあげると日頃から体や筋肉についての情報収集をしたり、手技の幅を広げるため講習を受けに行ったり、評判の良いお店の施術を実際に受けに行ったりという行動はプロ意識を持っているといえます。
日頃からセラピストとしての意識を強く持っていると、普通に生活を送っていても関連する情報に敏感になり目にとまるようになります。
セラピストにはこれだけできれば完璧というゴールはありません。
手技の精度をあげる、手技を増やす、体に関する知識を増やすなど、常にお客様により満足してお帰りいただけるよう向上心を持って過ごすことが大切です。
②セラピストとしての自信
自信とは
一般的に自分の能力・価値を肯定し、信用することです。
セラピストにとっての自信とは、自分の行う施術によって一定の効果を出すことができると信じられる状態のことではないでしょうか。
自信があるセラピストは愛されます(指名されます)
自分自身が信じられない人を他の人が信じてくれるハズがありません。
さらに自信がないと、本当はできることも失敗してしまい「なにをやっても上手く行かない」と悪循環におちいってしまう場合も少なくありません。
逆に自信がある人は姿勢が良く、笑顔で、自分の想いをちゃんと伝えられます。
自分を冷静に客観視し今ある力を発揮できるため、失敗したとしても「次はどうすれば上手くいくか」と前向きでポジティブな気持ちでいられます。
まずは自分自身を見つめることが大切です。
他人と比べることで自分より良く見えてしまいます。
「笑顔でお客様をお迎えする」など小さなことから目標を立て実行できたら自分を褒めましょう。
少しずつステップアップし、達成したことが増えることで自信につながります。
そして、自信がないのは自分の施術の理解度が足りないとも言えるでしょう。
あなたは施術の意味や効果を聞かれたときに答えることが出来ますか?
スラスラ答えられるようになれば、今より施術への自信はついているはずです。
自分の強みを見つけよう
強みがない人なんていません。
他の人とは違う強みを見つけましょう。
自分の中にある強みを客観的に見つけることは、難しいと思います。
身近な人やスクールに通い、聞いたり教えてもらったりして強みを知るということは必要なことといえるでしょう。
スクールに通うと理解度アップや技術の向上になるだけではなく、資格やディプロマの取得が出来る場合もあるためより自信につながります。
③セラピストという仕事に誇りを持つ
セラピストは世界を支える
「疲れが取れたなぁ」「悩みを話したら心がラクになった」と感じると、身近な人や家族に優しくなれたり、いつもより仕事のパフォーマンスが上がったりと、施術を受けたお客様以外にも間接的にですが、いい影響が連鎖します。
・緊張やプレッシャー、不安など精神的なストレス
・血行不良や筋肉の緊張、疲れなど肉体的なストレス
そのどちらであっても軽いものならば、実は体にとって必用なものなのです。
ですが大きすぎるストレスは我慢してため込んでしまうとダムが決壊するかのごとく、鬱やヘルニアなどの病気に繋がってしまうこともあります。
病気は小さな心身のストレスをためってしまった結果ともいえるため
病気の芽は小さいうちに摘んでしまいましょう。
リラクゼーションマッサージを受けることで身体の筋肉の緊張がほぐれリラックスし、身体の中では脳がリラックスするホルモンもたくさん出ることにより心が癒されストレスを緩和します。
お医者さんは病気を治す大切な仕事です。
でも、もっと大切なのは病気にならないこと。
セラピストは病気を未然に防いでいるともいえるでしょう。
そのため、セラピスト1人ひとりが世界を支えていると誇りをもって働いて欲しいと思います。
まとめ
愛されるセラピスト=指名されるセラピスト
そのために大切な要素は…
①プロ意識
②セラピストとしての自信
③セラピストという仕事への誇り
上記の3つでしたが
愛のあるセラピストは色々なことへ感謝しています。
そういった気持ちを持っている人は沢山の愛に支えられ目標を達成しやすいともいえます。
愛のあるセラピストはいつも笑顔です。
少しでもお客様に喜んでもらえるようにという気持ちと笑顔があふれているので、お客様だけではなく周りの人にも笑顔が伝染します。
愛は見返りを求めてはいけません。
なぜなら、求めた瞬間に愛じゃなくなってしまうからです。
つまり愛されるセラピストとは全ての人や物に愛を持って行動することで
たくさんの人や物から支えられる愛に包まれた人だということです。
愛はカタチを変えて時間差で返ってきます。
先に愛を与えることが出来るセラピストには自分の経験や口コミ、お金や信頼として
色んなカタチに姿を変えて返ってきているはずです。
以上のことを踏まえ、指名が取れる愛されセラピストを目指しましょう。

世界一のセラピストのアドバイス
男性セラピストとしてタオルワークにはとても気を使いました。
人一倍意識してタオルワークを練習して、お客様の気持ちになって考えた
タオルワークになります。
スムーズかつ効率的に動かすことはもちろん、お客様への愛の表現の一つになります。