先生が偉い”時代はもう終わり!学びに上下はない、新しいスクールのかたち

NEWS・COLUMN

2025.05.04

セラピストコラム

「“先生が偉い”時代は終わり。共に学び、共に育つ、新しいスクールのかたち」

日本では、いまだに「先生が上、生徒は下」という古い考えが根強く残っています。

礼儀や尊敬は大切ですが、それが人としての上下関係になる必要はないと私は考えます。

日本には“ヒエラルキー(上下関係)”という古い考え方があります。

私は、60歳を過ぎて学ぶ立場に立ち、そして今、教える立場になったからこそ、心からそう思います。

「学びに上下はない」それが、私の考え方です。

海外では、教育もセラピーも、日本とはまったく違う価値観が当たり前です。

先生と生徒がファーストネームで呼び合い、自由に意見を交わす環境。

マッサージの世界でも、「セラピストはこうあるべき」という固定観念はなく、男性セラピストもごく自然に活躍しています。

日本にいると、「先生は厳しく」「教える人は偉くあるべき」という風潮が当たり前のように感じてしまいますが、一度、海外に出てみると、日本の“古い規則や習慣”は、あっさりぶっ壊れます!

私は、60歳からセラピストを目指しました。

私は自分の子達と変わらない、若い人達からたくさんの事を素直に学ばせてもらいました。

そして今、自分の教え子たちが自分を超えて輝いていく姿を見て、私はまた、その背中から学んでいます。

だからこそ、私は思います。

「教えることで学び、学ぶことで教えられる!」その循環こそが、真の学びだと。

ITS名古屋校は、そんな価値観を大切にしています。

「先生だから」「生徒だから」と壁を築くのではなく、共に歩み、共に育つ仲間として成長する場所です。

生徒さんが先生に遠慮して質問できないような環境は、生徒さんの可能性を潰してしまいます。

いつでも話せる空気、心を開ける関係性が大切です。

 

私の生徒さんたちは、卒業しても「先生」と呼び何度も相談に来てくれます。

また、反対に気遣いのメッセージをくれたり、心配してくれたりします。

そして私も生徒さんを頼りにしてお願いしたり、協力してもらうこともあります!

その関係は、時には親子のようでもあり、家族のようでもあります。

それが良いとか悪いとか、人それぞれの価値観の違いです。

私は私の思いで、生徒さんを導き、共に成長していくスクールを育てていきます。

ITS名古屋校は、ヒエラルキーのない、新しい学びの場。

知識を教えるだけでなく、心を育てる場所でもあります。

年齢も肩書きも関係なく、共に笑い、学び、支え合う。

先生でもあり、また生徒でもある!

それが、私の目指す「ITS名古屋校絆スクールのかたちです。

 

ITS名古屋校校長 神野あさみ